私は元々マッチドグリップで叩いていましたが、十数年前に叩き方をスイッチ。
以来、99.9%はレギュラーグリップでドラムを叩いています。
どちらのグリップでも叩いた経験から、今回はレギュラーグリップについて知っておいた方が良い知識を紹介します。
- ex1) マッチドとの違い
一番はストロークのやり方。手首の回転を使って叩きます。真っすぐ振り下ろさないように注意。
また、グリップの違いにも注意が必要です。スティックに触れる面積が狭いので、叩いた衝撃で簡単に手からスティックが離れます。セッティングの角度、バウンドの方向は常に意識しましょう。
- ex2) より強い音を出すために
レギュラーグリップはスティックの下に手が来ます。つまり、叩いた時に手の重みがスティックに乗りません。軽く叩くなら良いですが、強いバックビートを叩きたい時は、マッチドに比べかなり不利です。そこで、腕を大きく振ってパワーを補います。
レギュラーグリップはマッチドグリップに比べ、音量やコントロールなどの制約が多いです。最初はグリップの特性を理解し、叩きやすいセッティング作りと必要な動きを身に付けることが大事です。