前回のフラムに続いて、同じ装飾系のルーディメンツDrag(ドラグ)を練習します。
細かいテクニック云々よりも、「カッコ良く聞かせるにはどう叩けば良いか」を主眼に置いて解説します。
- ex1) スピードによって叩く音符を変える
以前、上手く叩くために決まった音符に当てはめて練習しました。これはこれで正解の一つですが、そもそも装飾音は、あくまで本音を装飾する音なので、決まった音符に当てはめる必要はありません。演奏するフレーズの速度に合わせて、装飾で叩く音符を変えてあげましょう。
- ex2) 本音のニュアンスは死守!
これが装飾系フレーズで一番大事なところ。
ドラグを入れても入れなくても、本音で叩いているフレーズのニュアンスは変わらないようにしましょう。
装飾を入れたフレーズは単純にカッコ良いです。
ですが、装飾に気を取られ過ぎて元のフレーズが変わってしまっては本末転倒と言わざるを得ません。聞き手にどう聞かせたいのかを考えて装飾音を叩きましょう!