オープンリムショットとは、スネアの打面とフープ(リム)を同時に叩くテクニックです。パコーンという音がします。
大音量なアンサンブルでも音が埋もれないので、バックビートに使うのがオススメ。今回はオープンリムショットの特性を生かし、ビートやフィルを叩きます。
- ex1) バックビート+ゴーストノート
バックビートの直後にゴーストノートが来るビートを叩きます。ファンキーな曲でよく演奏されるパターンです。
通常であれば、バックビートを叩いた後のバウンドをコントロールしてゴーストノートにつなげますが、オープンリムショットを使うと、それだけでバウンドが抑えられるので、簡単にゴーストノートを叩くことができます。
- ex2) 速いアクセントワーク
今度はシングルストロークのアクセントワーク。こちらもアクセントにオープンリムショットを使います。速いフレーズにはリムショットによるバウンドの抑制も有用ですが、それ以上に、リムショットとそれ以外の音とのサウンドの違いがよりアクセントを際立たせてくれます。
オープンリムショットの特長は、叩いた後のバウンドを抑えられるのと、アクセントを際立たせること。
この2つを憶えておけば、特長を生かしながら演奏できると思います。