オスティナート

当サイトでは、度々「オスティナートとして~」という言い回しが出てきているのですが、どういった演奏を指すのかわかりますか?
今回は、ドラムにおける「オスティナート」がどういったものなのか、具体的な例を出しつつ解説します。

  • オスティナート
    オスティナート(ostinato)とは、ある種の音楽的なパターンを続けて何度も繰り返す事をさす。(出典:wikipedia
    ドラムにおいては、両手両足のうち1つ、または複数で一定のパターンを叩きつつ、その他の手足で演奏することを指します。
    有名かつ演奏しやすいのはサンバキックでしょうか。サンバ バトゥカーダ(batucada 打楽器のみで演奏されるサンバスタイルの1つ)で、スルドという楽器が叩くリズムをバスドラムで模したものです。
     
  • ex) サンバキック

    上記の譜面のようなパターンがサンバキックと呼ばれます。
     
    ここに両手でビートやフィルを乗せて叩いてみましょう。最初は無理せず簡単なフレーズから練習する事をオススメします。
     

オスティナートの練習方法の1つとして、すべての音符を1つずつ入れていって体に馴染ませる方法があります。それはそれで効果的だと思うのですが、それよりも、サンバキックならサンバの音楽を沢山聞き、その中で印象に残ったフレーズをピックアップして練習したほうが、より音楽的です。
そうやってリズムのもつ雰囲気を体得したのち、他のジャンルのフレーズを組み合わせて自分のオリジナリティを出せると良いと思います。

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