前回、スネアは真ん中を叩くのが基本と書きました。
しかし、叩く場所や叩き方で様々な表現ができるのもスネアの魅力の一つ。
今回は、私が普段使っている3種類のオープンリムショットを紹介します。
オープンリムショットとは、打面とリムを同時に叩くドラムの奏法の一つです。
- ノーマルショット (Normal Shot)
スネアの真ん中を叩くリムショットをノーマルショットとします。
これを基準に、残りの2つを考えます。
- ピンショット (Ping Shot)
スネアの端を叩く、浅いリムショットです。
スティックを少し鋭角に入れるイメージで叩くのがコツです。
- ゴックショット (Gock Shot)
ピンショットとは逆に、スティックを深く入れたリムショット。
指をリムに当てないように、スティックを長めに持ちましょう。
今回紹介した3種類のリムショットは、いずれもマーチングスネアのテクニック。
厳密に言うと叩く場所が違うのですが、リムショットの位置が、標準、浅い、深い
の3種類なので、名前を拝借しました。
ピンショットはピッチが高いので、ドラムンベースや小口径スネアの代わりにも
使えます。ゴックショットは大きなグルーヴやラウドなバックビートにピッタリな
深く大きなサウンド。
曲の雰囲気に合わせて使い分けてみましょう!