1曲の中で、ビート感が半分になったり倍になったり、
めまぐるしく展開する曲も、今では珍しくありません。
突然の変化も面白いですが、1つだけポイントを押さえておくと
自然につなげることができます。
- ハーフタイム、ダブルタイムとは
元のリズムから、ビート感が半分になったものをハーフタイム、
倍になったものをダブルタイムと呼びます。
- 切り替え時のポイント
今叩いているビート、次のビートに合ったFill(おかず)を入れましょう。
例えばハーフタイムにする場合、16分音符から8分音符にチェンジダウンする
Fillを入れる。etc…
逆もまた然りです。
ドラムFillの役割のひとつとして、聞く人や演奏する人が、自然に次の展開へ移るのを
助ける、というものがあります。今回紹介したFillの入れ方がそうですね。
奇をてらって、突然ビート感を変える手法もあります。そのあたりは曲によりけりですね。
ハーフタイムやダブルタイムは、サビの一部など、セクションの一部分に使うと良い効果をもたらす事もあるので、積極的に試して欲しいと思います。