スリップビートとは、リズムのキモとなる
バスドラムやスネアのリズムを、前後にずらしたビートです。
ビート感を変える効果があり、聞く人の注目を集めます。
以前、（主に難易度が）突き抜けた形のスリップビートは紹介しましたが、
今回は、もう少しライトなビートのコツを紹介します。

• ex1) 目立つ部分を抜き出す
  曲やビートのパターンをよく聞き、リズムのキモとなる部分を
  考えてみましょう。複雑なリズムならば、元のパターンの雰囲気を
  壊さないようにしつつ、可能な限りシンプルにします。
   
• ex2) 肉付け
  一旦、ビートをシンプルにして叩けたら、
  そのビート感を崩さないようにして、手数を増やしていきます。
  こうすることで、曲に合ったドラミングができます。
   

まずは叩くリズムのポイントとなる部分を見つけましょう。
次に、スリップに惑わされずグルーヴをキープする。
スリップビートは、叩いている本人がスリップしてはいけません！
あくまで叩き手は、一定のリズムを刻んでいることが大事です。