スリップビートや、ポリリズム、メトリックモジュレーションなどなど、
一瞬、ハッとさせられるようなドラミングが大好きです。
聞くの“は“大好きです。
3つともリズムに関するテクニックで、
スリップビートは、アクセントの位置をずらすことで、
ビート感を変えるもの。
ポリリズムは、複数のリズムを混在させることで、
独特な聞こえ方になる。
メトリックモジュレーションは、ビートの基準となる音符を
変えてやることで、演奏に緩急をつける技法。
今回は、個人的に至高のスリップビートだと思っている
I’m Tweekedに挑戦&解説&エクササイズ。
今現在、唯一リリースされているVinnie Colaiutaのソロアルバムに収録されている曲です。
- ex1) ビートをスリップさせる
基本となるビートはこれ。
ex1-a)
8分音符前にスリップさせます。
ex1-b)
16分音符前にスリップ。
ex1-c)
16分音符後ろにスリップ
- ex2) ex1で練習したビートを組み合わせる
I’m Tweekedで実際演奏されているビートはこちら。(ごちゃっとするので休符は一部省略)
[ 練習のポイントと注意点 ]
・ゆっくり確実にできるところから練習を始める
・拍を見失わない (カウントを歌いながら叩けるとGood!)
それができたら曲に合わせてみましょう!
演奏中は他パートの音など、情報が大量に入ってきます。
拍を見失わないように自分をしっかり保ってください(笑
慣れると周りの音が聞こえるようになるので、自分のビートと他の楽器が
どのように絡み合っているのか分析してみると面白いと思います。
さぁ、レッツトライ!