いつも決まったフィルしか叩けない、咄嗟のキメに反応できない。
多くのドラマーが大なり小なり抱える悩みだと思います。かく言う私もその一人。
経験を積んでいけば解決していく悩みなのですが、その経験って具体的に何?
ということで、今回は即興でフレーズを作るための考え方を1つ紹介します。
- ex1) 2と3を組み合わせて8や16を作る
音符2つと3つの、短いフレーズを作りました。
4/4拍子であれば、1小節の中に8分音符は8つ、16分音符なら16個入ります。
作ったフレーズを組み合わせて、1小節を埋めてみましょう。
例)3+3+2=8、2+3+2+3+2+2+2=16、など
うまくできたら、フラムでもチャレンジ!
順番によっては、左右入れ替わる場合もあるので注意しましょう!
- ex2) ドラムセットに展開する
自作したパターンをドラムセットで叩きます。
アクセントをタムやシンバルに移動して、バリエーションを増やしましょう。
リズム&フィルで練習すると、より実践的です。
始めは、決めた組み合わせを繰り返し練習し、自分の手癖にしてしまいましょう。
そこから、少しずつフレーズを変えていき、歌えるパターンを増やします。
慣れてくれば、数字を考えなくても自然と手が出るようになってくるはず。
この手のエクササイズは、すぐ結果に繋がらないので、
1日5分やって、1年後にできてたら良いな、くらいの気持ちで取り組むのが
ちょうど良いと思います。