ここ数年、日本のドラマーの間でも流行っているゴスペルチョップス。
「すごい!」「かっこいい!」とは思うものの、中々手が出ない方も多いと思います。
ゴスペルと聞くと、パワーやスピードが真っ先に思い浮かびますが、
演奏するために必要なのは、細かい音符を感じ取るフィーリングです。
- ex1) LickよりFeel
8ビートに32分音符のフィルを入れます。
4分→16分、8分→32分のように、倍の倍の細かさの音符をイメージできないと、
正確に叩けないし、畳み掛けるようなスピード感は出ません。
- ex2) ビートを使って細かい音符を正確に演奏する
ビートのバスドラムを32分音符一つずつずらして叩きます。
細かい音符すべてを意識できることが目標です。
叩く場所によって強弱がつかないように演奏しましょう。
私の考えるゴスペルチョップス最大のポイントは、2段階以上の音符の細分化です。
つまり、4分のノリで16分、8分のノリで32分の音符を叩くこと。
それによって圧倒的なスピード感が得られます。
巷にあふれているlickをコピーしても、イマイチしっくり来ない時は
フィーリングに注意して演奏すると良いと思います。