前回のリニア入門編を踏まえ、
より実用的なパターンを作ってみます。
- ex1) リニアと3wayを混ぜる
完全なリニアにしてしまうと、シンバルとバスドラムが同時に叩けません。
一拍目の最初にクラッシュシンバルを入れたリニアパターンを作ってみます。
- ex2) 休符を入れる
音符を詰め込むだけではなく、叩かない空間を作ります。
言い換えると、8分や付点8分など、長さの違う音符を使って
リニアを組み立てるということです。
ノリを出すためには、音価(音の長さ)を正確に取ることが重要です。
- ex3) Matt Halpern風のリニアグルーヴ
ex1,2を使って、Peripheryというバンドのドラマー、Matt Halpern風の
リニアグルーヴを演奏してみます。
リニアは叩く楽器と順番で聞こえ方が大きく変わります。
叩く側でも、タムとバスドラムの時と、ハイハットとバスドラムの時では、
コンビネーションするときの感覚がかなり違います。
正確に叩くためには、演奏を録音して確認しながら、繰り返し練習するのが良いでしょう。