近年すっかりお馴染みのテクニックになったリニアドラミング。
ビートにもフィルにも使える優れものです。
今回は、Mike Johnston氏のリニア構築術を紹介しつつ
練習のポイントをまとめます。
- ex1) リニアコンビネーション
リニア(linear)とは、「線状の」という意味です。
楽器を重ねずに連続して叩くことで、流れるようなフレーズ感を演出します。
- ex2) 同じ手順でバリエーションをつける
手順はそのまま、右手をHHやTom、左手をSDのゴーストノートなど
バリエーションをつけます。
- ex3) 手順に変化をつける
今度は手足の順番は崩さず、手順を変えていきます。
MR. BIGのTake Coverに似てますね。
[ポイント]
・リズムが流れるように意識して演奏する
・各楽器の音量バランスに気をつける
8ビートのような3way、4wayとは違い、すべての音を使って流れやグルーヴを作ります。
気持ちよく叩けるようになるためには、フレーズ全体のイメージを
強く持つことが重要です。
また、16分ウラなど正確なタイミングが掴みづらい場所をねらって入れるパターンも
数多く存在するので、フィジカルトレーニングとしても有効です。
今回の記事はMike Johnston氏のリニア練習パターン+αです。
気になった方は氏のサイトならびに教則本も合わせてチェックしてみてください。