前回まで、3発と4発のモーラーコンビネーションストロークを
組み合わせて叩きました。
コンビネーションストロークは、アクセント+タップ+アップなので、
2発や5発の以上のコンビネーションストロークも作れるはず。
今回は、それらのストロークについて考えてみたいと思います。
- 【まず】
今まで、他のストロークセオリーと混同しないようにするため、
「3発のモーラーコンビネーションストローク」と丁寧に呼称していましたが、
拙い文章がさらに冗長になってしまうため、今後、3発や4発の
コンビネーションストロークのことを、「3のモーラー」「4のモーラー」と
呼ぶことにします。
- ex) 2のモーラー、5のモーラー
2のモーラーは、間にタップを入れないコンビネーションストロークです。
言い換えると、モーラーモーションをつかったアップダウン。
対して5のモーラーはタップを3発入れたコンビネーションストロークです。
タップが増えると失速するので、叩く打面を選びます。
理論上は6でも7でもコンビネーションストロークを作ることができますが、
バウンドを拾いきれないので、4くらいまでが実用的だと思います。
2のモーラーは、速い8ビートや片手16ビート、シングルの連打など、
様々な場面で使えます。以前紹介した記事「速い8分音符の刻みを極める!」で
使っていたのも、この方法です。