日本のRockやPopsは速い8ビートの曲が多いです。
時には、BPM=200以上なんてことも!
初級者にとって、速さは大きな壁ですよね。
今回は、速い刻みを楽に叩くコツを紹介しますので、
少しでも助けになれば嬉しいです。
- ex1) アップダウン奏法
ダウンとアップの2種類を使い、一振り(1モーション)で2発叩きます。
注意すべき点は2つ。リズムを均等に揃えることと、音色を変えないこと。
特に陥りやすいのが、ダウンでシンバルのエッジを叩き、
アップでシンバルのトップを叩いてしまうこと。
ダウンとアップで音色が変わってしまうので、明確な意図がない限り、
叩く場所はそろえましょう。
- ex2) グリップ
ハイハットを刻むときは、人差し指や中指ではなく、薬指や小指でグリップし、
腕と手首をムチの様にしならせて叩きます。
指先に力が入ると、腕全体がこわばってくるので速いビートが続きません。
できるだけリラックスして叩きましょう。
速く叩くには1にも2にもリラックスですが、力みを否定するわけではありません。
むしろ、最初は力んでも何でもスピードを上げていって、
そこから力加減を覚えていくほうが、早く習得できる場合が多いです。
力の抜き方を覚え、スティックを上手くコントロールできる様にしましょう!