装飾音とは、ある音符に付加された音のことです。
ドラムでは、フラム(Flam)やドラグ(Drag)がこれに当たります。
単調なフレーズでも、装飾を付けると派手に聞こえるので、
カッコ良く見せたいとき、自分の色を出したいとき等に重宝するテクニックです。
- ex1) フラム
フラムは手順が複雑になるので、まずはスムーズに叩けるようになりましょう。
慣れてきたらフラムを叩くタイミングを変えてあげると、リズムの訛りなどが表現できて面白いと思います。
- ex2) ドラグ
ドラグはフレーズをクレッシェンドさせたり、勢いを持たせたりします。
また、長さを持たないドラムの音を滑らかにつなげる効果もあります。
演奏する時は、ドラグに気を取られ過ぎてフレーズのニュアンスが変わらないようにしましょう。
あくまで装飾ということを忘れずに!
フラムやドラグを自在に使える様になったら、今度は入れ過ぎに注意しましょう。
元のフレーズからかけ離れてしまっては装飾の意味がありません。
何事もほどほどが大事です。