ストーンキラー

ここまでのストロークを総合的に練習する方法としてストーンキラーという練習法があります。
始めてやる方は、右スタート、左スタートの連打を瞬時に切り替える場所がありますので、
無理なく出来る速さでスタートしましょう。


、まずは一番上の段、右手で4発、左手で4発叩きます。
これを1セットとして10セット繰り返します。
続いて2段目、右手8発、左手8発叩きます。これも10セット。
3段目は12発ずつ、4段目は16発ずつ、これも10セット。


、一通り叩いたら、2週目は頭にアクセントをつけます(譜面参照)。
これも各10セットずつ叩きます。


、3週目は16分の4発目にアクセントをつけます(譜面参照)。
これも各10セットずつ叩きます。


、ここまできたら次は両手で叩きます。
1の譜面の間に逆の手を入れます。
右スタートと左スタートを入れ替える直前だけ、音符をひとつ減らして切り替えます。
これも各10セットずつ叩きます。


、2と同じように頭にアクセントをつけます。
これも各10セットずつ叩きます。


、3と同じようにリードしている手の4発目にアクセントをつけます。
これも各10セットずつ叩いて終了。

同じように3連符や8分音符でもできます。

1~6の各フレーズとも右スタートと左スタートの切り替えが重要なポイントとなります。
最初に書いたように、慣れないうちは無理なく切り替えられるテンポで。
手順が体に馴染んできたら少しずつ速くしていきましょう。

興味のある方は、Joe Morello(ジョー・モレロ)のMaster Studies(マズタースタディーズ)という
教則本に詳しく書かれていますので見てみてはいかがでしょうか。

ちなみに、考案者のGeorge Lawrence Stone(ジョージ・ローレンス・ストーン)氏は、
これを50セット繰り返すことを推奨しています。(本の中では30回と書いてあったはず…)
ためしにBPM=80で50セットやってみたところ、終わるまでに1時間30分ほどを要しましたw
まったく笑えませんでした。

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