フラム習得のコツ

苦手な方も多いかと思うフラムのコツのひとつです。

〔フラム〕
左右違う高さからスティックを落とすことで打点をずらし、
「パラッ」と2回叩きます。
先に叩く音を装飾音と呼び、基本的にはタップと同じで弱く叩きます。
後に叩く音は主音と呼ばれ、こちらの音符をリズムに合わせます。

それではエクササイズに移りましょう。

ex 1)
rudi009
まずは、3連符の頭アクセント。
これを基本とするので、腕の振りをしっかりと確認しておきましょう。

ex 2)
rudi010
3連符の最後の音を3連符にします。
頭についているアクセント以外は弱く叩きます。

ex 3)
rudi011
ex 2)でつけた3連符の真ん中を抜きます。
「タッタッタンタ、タッタッタンタ」というように、しっかり3連の中抜きのリズムを歌いましょう。

ex 4)
ここまでできたら、あとは単純にスピードを上げていきます。
無理に上げる必要はありません。徐々にで大丈夫です。
ある程度のところまでいくと、ほら、フラムに聞こえてきませんか?

こういう風に、主音にアクセントを置き、その前に装飾音を入れる動きを、
耳と体に馴染ませることがフラム習得においては非常に大切なので、
ゆっくり確実に丁寧に練習することを心がけましょう。

 

【おまけ】 フラムとインサイドフラム

フラムは主音をリズムに合わせ、装飾音はその前に叩くと説明しましたが、
実は装飾音をリズムに合わせ、主音をその後に叩くフラム、「インサイドフラム」という
テクニックも存在します。
動画の後半でやっているフレーズがそれで、普通に叩くフラムよりも後ろに引っ張られる、
ちょっと訛りのあるフレーズになります。

YouTube Preview Image

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です