究極のストロークを求めて

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新年一回目はストロークの話。ドラムセットを良い音で響かせる技術について考えます。

  • ex1) 良い音で鳴らす
    シンバルもドラムも、楽器を響かせるにはある程度の強さで叩く必要があります。ですが、力任せに叩いても、汚くて耳に痛い音になってしまいます。
    良い音を出すには、楽器とスティックの両方を響かせるのがポイント。叩くまでは力を込め(スティックに加速をかける)、スティックが打面に当たる瞬間には力が抜けていることが理想です。以前も解説しているので参照してください。
  • ex2) フルストロークを練習する
    楽器を響かせるには、力の入れ方と同じくらい、力の伝え方も大事。
    ストロークの力を余すところなく楽器に伝えるにはフルストロークをパッドで練習するのがオススメです。

    [練習方法]
    フルストロークを可能な限り力を込めて、かつ、インパクトの瞬間にスティックを出来るだけフリーにするように叩きます。パッドを叩いた音が変わりませんか?上手く叩けていればパッドの土台が響いて、ピッチの高いカッという音が聞こえます。

今回は、「力を伝えるストローク」を紹介しましたが、ドラムにおいては、これが正しく正解だとは私は思っていません。小さく叩いたり、ミュートなどを使って楽器を響かせずに演奏する音楽も存在します。ですが、鳴らし方を身に付けることによって演奏の選択肢を増やすことができるし、自分の音楽性の幅を広げることができます。

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