ストロークの種類と奏法

基本的なグリップを学んだら、次はストロークです。
一般的には、フル、ダウン、タップ、アップの4種類のストロークがあり、
それを使って演奏します。

まずは、レディポジションを設定します。
レディポジションとは、ストローク前の待機位置のことで、ここを基準に
スティックを上げたり落としたりします。

レディポジションが上(ハイポジション)の時のストローク

・フルストローク
強く叩くアクセントストロークです。
ハイポジションからスティックを振り下ろし、打面に当たりかえってくるバウンドに逆らわず、
そのまま元の位置まで戻します。
バウンドして跳ね返ってくるスティックに指が当たらないように、少し開いてあげるのがポイント。

・ダウンストローク
強く叩くアクセントストロークです。
ハイポジションからスティックを振り下ろし、打面に当たった瞬間に握りこみバウンドを殺します。
ストローク後の位置は一般に打面から2~3cm位(1inch)が良いとされています。
握りこんだ瞬間、スティックがブルブルッと震えるのは、握るタイミングが遅く、
寸止めっぽくなって、アクセントが少し弱くなるのは握るタイミングが早い証拠なので、
ちょうど良いタイミングを感覚で覚えましょう。

レディポジションが下(ローポジション)の時のストローク

・タップストローク
弱く叩くノーアクセントストロークです。
ローポジションからスティックを落とし、打面を触るように叩きます。
手首を使って叩くものをリストタップ、指を使って叩くものをフィンガータップと呼びます。
動画では、リスト4回、フィンガー4回やっています。
より分かりやすいよう、動きを大げさにしています。 

・アップストローク
弱く叩くノーアクセントストロークです。
ローポジションから打面をタップした後、手首を使いハイポジションまでスティックを持っていきます。
動きに余計なクセがつかないよう、鏡などを見ながら練習しましょう。

 

ひとつひとつの動きを確認したら、連続して叩いてみましょう。
フル、ダウン、タップ、アップの順番です。
動画内では頭文字をとって「F→D→T→U」と明記しています。

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