前々回、前回と、段階を追ってモーラー奏法のエクササイズを紹介しました。
今回はフレーズを更に発展させ、より実用的なパターンの練習をしたいと思います。
- ex1) アクセントの順番を変える
※上段は右手、下段は左手
両腕の振るタイミングを変えることで、コンビネーションストロークの
アクセント位置を変えます。
変えるのは順番だけです。コンビネーションストロークを叩く腕の振りは
ちゃんとキープしましょう。
- ex2) 組み合わせイロイロ
アクセントの場所を変える組み合わせは、3連符が3種類、16分音符だと4種類あります。逆手スタートも含めてすべて練習してみましょう!
今回の練習は、単純にモーラーストロークのエクササイズとしても優秀ですが、
反対の手の動きにつられず、腕の振りをキープ出来るようになることが最大の利点です。
いまいちピンとこないかも知れませんが、今回練習した腕の動きは
普段ドラムセットで叩いているビートやフィルの中に沢山含まれています。
スムーズに叩けるようになれば、演奏のすべてがレベルアップするはずです!