アプローチを変える

習得したいテクニックをたくさん練習していても、なかなかできるようにならない時が
あると思います。
そんな時は、考え方を変えて違った練習方法を試してみると、意外とすんなり出来るようになったりします。

たとえば、パラディドル。
para01
この譜面がなかなかスムーズに叩けないとき、
このまま練習していてもいつかは叩けるようになると思いますが、
練習でストレスを感じたときに、別のアプローチを取ってみるのも
良いことだと思います。

例えば、
para02
シングルとダブルを交互に叩いてみる。
この譜面がスムーズに出来るのならパラディドルはモノに出来るはずです。
なぜなら、1小節目の最後の2つと、2小節目の最初の2つでパラディドルの
手順になっているからです。

また、
para03
パラディドルを、分解して、構築していく方法で練習してみる。
奇数小節のRRLLの腕の動かし方を基準にして、その他の音を入れていきます。
手先ではなく、腕全体や、体の動きを一定に保つことを意識すると良いです。

パラディドルに限定しても、まだまだ沢山のアプローチがありますが、
なにかを練習するときに、その練習方法を一つに絞らず、
色々な角度からやってみるということは、技術の習得を早めるだけでなく、
ドラムに対する柔軟な姿勢や、新たな発見の可能性を高めることにもつながって行くので、
是非是非、色々なアプローチの仕方を考えて欲しいと思います。
そして、それを考えることで、自分にとってどのような練習が合っているのかを
知ることができるし、自分に合う練習が出来れば、
上達も早くなり、モチベーションも常に高く保てるでしょう。

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