メトリックモジュレーション

何やらカッコ良い技名ですね!
ドラムにおいてはスリップビートやポリリズムと並んで、リズムトリックの1つと認識されているテクニック。演奏するのは難しいですが、聴衆の耳を惹きつける効果はバツグンです!

-メトリックモジュレーション(Metric Modulation)とは-
元のテンポを変えることなく、違うスピードで演奏しているように聞こえる音楽的技法のこと。

  • ex1) 同じフレーズを違うリズムで

    「ダツツツ」というフレーズを、1小節目は16分音符で、2小節目は3連符で叩いています。同一テンポですが、テンポが変わったかのように聞こえる。これがメトリックモジュレーションです。
     
  • ex2) ビートでメトリックモジュレーション

    これが一番多い使い方でしょうか。
    8ビートの刻みの8分音符を2拍3連の長さで演奏します。元のテンポの4分音符をしっかりキープし、拍を見失わないように気を付けましょう。
     

実際練習してみると分かりますが、思った以上にリズムが惑わされます。
変化したように聞こえて良いのは、あくまで聞いている側なので、演奏する側は元のテンポのリズムをしっかりキープしましょう!

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