スネア マイクの被り

生ドラムのミックスをしていて、一番やっかいなのが各マイクの被りです。
「被り」とは、狙った楽器以外の音が入ってくることで、
例えば、スネアのマイクにタムの音が収音されるなど…

それをある程度回避できるようなアイテムがあります。
CrashGuardというモノです。
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焼き海苔みたいなケースに入っていますが…w

マイクを覆って、外からの音を軽減させます。
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外側はプラスチックで、内側はウレタンみたいな緩衝材で覆われています。

音はこんな感じで録音されます。

スネアのマイクのみの音。モノラルです。
スネアに一番被ってくるHHのハーフオープン刻みのビートです。
最初に叩いているのはCrashGuardなし、後半はありです。
使用マイクは、SHURE BETA 56Aですが、ケーブルをつなぐ穴が合わなかったので、
結構削って穴を広げました。
スネアはPearl RFS1450です。

実のところ違いは微妙なんですがw、被りが少なくなるというよりは、
スネアのアタックが強調されたような感じですね。

ちょっと、音がこもった感じがしているので、
普段とEQのかけ方が変わってきそうですが、
上手く音作りすれば、音の被りに悩まされることが減りそうです。

あと、マイクをすっぽり覆っているので、それなりに大きさがあります。
長さは20cmほどなので、コンパクトなセッティングをしていると邪魔かもしれませんw