連続するアップダウン

前述のアップ奏法、ダウン奏法は単発で使うと、それぞれ、ダウン=フルフット、
アップ=アップヒールの奏法と同じです。
これらは、連続したり、組み合わせたりしてはじめて「アップダウン」という
ひとつのテクニック(踏み方)になります。

では、連続したアップダウンを実演してみましょう。

・アップスタート
ペダルのプレートに足の裏全体をつけた状態から、アップ奏法でスタートしましょう。
(アップ→ダウン→アップ→ダウン…)
打面を叩いたら、そのまま足全体を持ち上げます(ヒザを真上に持ち上げる感じです。
そうすれば必然的にカカト→つま先の順でついてきます)
この時点でビーターが打面から離れて、レディポジション(ペダルに触れていない状態のビーターの位置)まで戻っていることを確認しましょう。
ペダルには何も力が加わっていない状態です。

今度はヒザを下に落とします。ヒザから下の力が抜けていれば、
プレートには最初につま先、その後カカトが着地するはずです。
次に、カカトを支点にしてつま先を上げます。
プレートの動きを邪魔しないように足を追従させるイメージです。
以降は最初に戻って繰り返します。

・ダウンスタート
ダウン奏法からスタートします。
最初の奏法が違うだけで同じことの繰り返しです。

実際に演奏してみると分かりますが、最後をアップ奏法で終わると(アップの状態で維持すると)、
体のバランスを保つのが非常に難しいです。
演奏するフレーズによって最後をダウンで終わることができるように、
足順をあらかじめ決めてあげると良いでしょう。

YouTube Preview Image

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です