ビートもフィルも、ビシッとキマったらカッコ良いですよね!
今回は、いわゆるタイトとかキレのある演奏をするためのポイントを紹介します。
- ex) 発音に気をくばる
ドラムセットは、楽器ごとに発音のタイミングが違います。具体的には、シンバル類は音の立ち上がりが速く、タム類は口径が大きくチューニングが低いほど遅くなります。そのほか、ヘッドの種類や、バスドラムだとビーターの材質やスプリングの張り具合も関わってきます。そういった外的要因に左右されないためにも、自分の出している音を良く聞くことが大切です。
では、手足を同時に叩いてみましょう。
音を良く聞いて、叩いた音が1つになるように重ねます。バスドラムは特に注意が必要で、「足にペダルが接地」→「プレートを押し込んで踏む」→「ビーターが打面に当たる」→「発音」となります。ドラムの口径が大きかったり、ビーターの素材が柔らかかったり、スプリングが緩かったりすると、さらに発音は遅れますので注意が必要です。
手足のわずかなズレは、楽器ごとの特徴を理解し、発音のタイミングを気を付けて練習すれば改善します。キレのあるワンランク上のドラムを目指しましょう!