ルーディメントに手足のコンビネーション。テクニックは色々あるけれど、
シングルストロークで畳みかけるFillは、一番説得力があると思います。
フレーズをきれいに聞かせるには、一にも二にもスティックコントロール。
ゆっくり丁寧に練習することが必要です。
ですが、それだと習得に時間がかかるので、
今回は、違ったアプローチをしてみたいと思います。
- STEP1) アクセントのみを叩く
最初は、アクセントのみを抜き出して叩きます。
フレーズのスピード感を保てるように意識しましょう。
元のフレーズと手順をそろえるのがポイントです。
- STEP2) リードする片手で叩く
右手だけを抜き出して叩きます。
これがスムーズにできないと、到底Fillは叩けないので
確実にできるようにしましょう。
- STEP3) 間引きFillの完成
STEP2に左手を加えれば完成です。
各STEPのポイントを押さえていれば、
元のフレーズと遜色のないFillが叩けているはずです!
ここまで来て、さらに余裕があれば、
元のパターンのように左手を入れてあげましょう。
今回のアプローチで一番のポイントは、聞かせ所をしぼる事です。
無理に譜面通り叩くのではなく、どうしたら自分の聞かせたい音を、
聞き手に届けられるかを考えて叩く事が重要です。