練習パッド選び~足編~

前回、練習パッドについてアレコレ書いたんですが、
アップした後に、「足のこと書いてないじゃん」と気づいたので、
今回は練習パッド(足編)です。

手の練習パッドに比べ、絶対数が少ないので、
あまり選ぶ余地も、気をつけたいポイントも特には無いのですが、
いくつか紹介してみます。

まず一番スタンダードというか、足の練習パッドと言うと多くの方が想像するのは、
Pearl BD-10あたりでしょうか。
僕も持っていますが、この手のパッドをストレス無く練習に使うには工夫が必要で、

その一、踏むと振動でずれるので固定する。
一応、本体にスパーは付いていますが、気休め程度なのでホームセンター等で買える、
パンチ滑り止めマットを使った方が良いです。

その二、踏み心地を調節する。
打面にはウレタンが付いているのですが、踏んだ感じがバスドラムとは到底似つかない叩き心地です。何故かw
なので、カッター等でこのウレタンを剥がし、自分の好きな踏み心地になるような素材を貼り付けましょう!
僕は、これもホームセンター等で売っている緩衝材をいくつか重ねて貼っています。
自分の好きな叩き心地になるよう色々な材質を試してみましょう。

その三、防振する。
騒音を気をつけなくて良い環境であれば問題ないのですが、
マンションなどで使う際は、防音防振に気をつけたいものです。
防音は打面の材質を工夫すればだいぶ防ぐことが出来ますが、
踏む振動というのは、中々防ぐことはできません。
僕の場合は、緩衝材+コンパネ+防振マットで、何重にも防振対策をしました。
それでも完全な防振には至りませんでしたが、かなりの軽減は出来ました。

同じようなタイプの練習パッドで、
DWのCPPADBDSSというパッドは打面の高さが調節できるので、ビーターを長め、
もしくは短めにセッティングしている方にも使える練習パッドです。
Steve Smithがプロデュースしているので、さすが!と言ったところですが、
上記その一~三に見事当てはまるので、注意が必要です。

その他、僕が足の練習パッドで一番オススメなのが、
Roland V-DrumsのキックパッドKD-120です。
もうこれに関しては、練習パッドではないのですが、
踏み心地が一番生のドラムに近いです。
メッシュヘッドなので、跳ね返りが強いと感じたら、タオルをクリップで留めれば、
防音も出来て打感も良いし、ヘッドも傷まないので超オススメ!
でも、練習パッドとして買う価格でも無ければ、そもそも練習パッドじゃないので…w

バスドラムの中に毛布などをぎゅうぎゅうに詰めて、
市販の消音パッドをつけても練習パッドのように使えます。
音も存在感もでかいですがw、楽器を叩いてる感は一番あります。

とまぁ、こんな感じで、
手の練習パッドに比べ、コレ!というものが無いのが現状です。
もしかしたら僕が知らないだけなのかもしれませんが、
そのままパッドを使うのではなく、一手間二手間くらいかけないと、
ストレスなく足の練習をすることは難しいかと。

若干、DIYの要素が入ってきたりしますが、
ドラマーの方はホームセンター好きな人多いですねw