前回に続き、チューニングネタです。
大まかな流れはスネアと一緒なので、タムをチューニングする時にポイントとなる点をいくつか紹介します。
- チューニングする前に、パーツ類の確認をしましょう。
前回の記事を参照 - ヘッドは均等に張りましょう。
前回の記事を参照 - 余分な倍音を減らしつつ楽器をしっかり鳴らすチューニング
裏は表よりも薄いヘッドを張り、音にして1~2度ほど高くチューニングする。 - 最後にセット全体で確認する
タムを1つ1つチューニングしたら、最後に必ず全体で音を確認する。
裏ヘッドに薄いものを張ったり音程を高くする理由は、音の減衰を早くして表裏の倍音による不要な共鳴を減らすためです。また、1つ1つのタムのチューニングが完璧でも、セット全体で鳴らしたときに、タム間が強く共鳴することがあります。
その場合は、ほんの少しタムの音程を変えてあげるだけで改善することが多いです。
あまり音程を変えすぎるとドツボにはまるので微調整にとどめましょう。