プロや先生など、上手い人に難しいフレーズのことを相談すると「スピードを落として練習してごらん」って言われます。十中八九言われます。
ゆっくり練習するのはとても良い事なのですが、実はひとつ注意しなければならないことがあるんです。
- ex1) 動きの流れを意識する
とてもゆっくり練習すると動きに余裕ができて、一発ずつ別個に叩けちゃいますよね。ですが、これが要注意な点。例えば8ビートの刻みも、腕や指が常に連続して動いています。ゆっくり叩く時もこれを意識しないと練習になりません。
元のテンポで叩く時の動きを、そのままスローモーションで叩くイメージを持ちましょう。
- ex2) 実演
曲のテンポを50%、80%、100%で演奏します。
スピードが違っても同じ動きを意識しましょう。
大事なのは、速くても遅くても同じ動きの流れを意識すること。そこを理解してから練習に取り組むことで、効率良く上達できます。