曲をコピーしていると、やり辛い手順、無理がある手順が出てくることがあります。
そのまま一生懸命練習しても良いですが、手順を工夫することで
格段に演奏しやすくなります。
今回は2つのケースを例に、私が良く使う手順を紹介します。
- case 1) 苦手な組み合わせを避ける
このFillをオルタネイト(左右交互)で叩くと、シンバルが左手になります。
自分の場合、テンポが速いと左手のシンバルと
バスドラムがかみ合わない事があるので、
右手でシンバルを叩けるように手順を変えます。
- case 2) フレーズのスピードで手順を変える
ゆっくり演奏すれば問題ありませんが、速くなると利き手じゃない左手の移動が
大変ですし、音も不安定になってきます。
そこで、このように手順を変え、左手の移動に余裕を持たせます。
手順を変える際の大前提として、ノリが変わらないこと!!
前後のつながりを意識して、スムーズに演奏しましょう。
また、手順を変えるとフレーズのニュアンスも変わってしまうことがあります。
少し無理がある手順でも、それによって良い結果を生む場合があるので、
ケースバイケースに対応していきましょう。