近年は、雑誌やネットなどで簡単に楽譜を手に入れられるようになりました。
曲をコピーするのは楽になりましたが、譜面の上辺だけをさらって
満足していませんか?
今回は、楽曲を演奏するうえで一番大切な、ビートのニュアンスについて
考えたいと思います。
★譜面上は同じでも、強弱をつけることでニュアンスが変わってくる
例えばよくある8ビート。
HHの刻みを、「均等」「オモテにアクセント」「ウラにアクセント」の
3種類で叩いてみましょう。
「均等」は8分のノリ、「オモテ」は4分のノリ、「ウラ」だと16ビートのような
横ノリっぽさを感じるかと思います。
譜面上は同じビートですが、フィーリングが全く違うので、楽曲をよく聞き、
マッチするビートを選んで叩きましょう!
自分の演奏が曲にハマっているか、演奏中はわかりづらいものです。
より良いドラムを叩くためには「録音しては聞く」という作業を繰り返しましょう。
自分のドラムを客観的に聞けると、曲に合わせたタイミングやニュアンスで
演奏できるようになります。
もちろん、一朝一夕で身に付く技術ではないので、時間をかけて取り組みましょう!