今回は、Buzz(バズ)について。
バズはドラムの奏法の1つで、チップを打面に押し付けることにより
ザーッというバズ音を奏でます。
いわゆる、賞品が当たったり、正解を発表する時に流れるドラムロールです。
上手く演奏するためには、いくつか押さえておきたいポイントがあるので、
順番に紹介していきます。
- ex1) 叩く前に
練習する前に、スネアのセッティング、スティックのチョイス、叩く場所、
グリップの4つを確認しましょう。
① スネアのセッティング
バズ音を出しやすいように、スナッピーの締め具合を調節する。
ミュートを外す。
② スティック選び
最初は、細めでチップが丸く小さいものを使うと、きれいなバズを
出しやすいと思います。あくまで個人の意見です。
慣れればどんなスティックでもできます。
③ 叩く場所
ど真ん中はNG。左右で叩く場所は、中心から等距離が基本です。
④ グリップ
人差し指支点で強く押し付けると、キメが細かく速いバズ。
中指支点だともう少し緩めのバズになります。
- ex2) 音の長さをコントロールする
バズの極意は音の長さをコントロールすること!
微妙な指先の力加減をマスターしましょう!
上の譜面を練習してみましょう。
少しずつテンポを落としていきます。
バズが次の音符まで途切れないように演奏してください。
練習はゴムのパッドでもOK!
バズを練習することで得られる、指先のコントロール力は、
普段のストロークに生かされます。
実際の演奏で使うことはもちろん、良いサウンドで楽器を鳴らすためにも
有効な練習なので、普段からトレーニングしておきましょう!